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湯村温泉 ゆけむりの宿 朝野家のお知らせ・ブログ
酒を愛した小津安二郎監督のように 2012.12.12放送分
更新 : 2012/12/12 17:07
(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)
今日12月12日は、映画監督の小津安二郎(おづ・やすじろう)がこの世に生を受け、この世を旅立った日でもあります。『東京物語』や『晩春』など、独自の映像美で日本の家族を描いた作品は、今も多くの人に愛されています。
生前、「強くはないが酒は好き」と言っていた小津監督の映画には、酒を飲むシーンがたびたび登場し、それについて語った言葉が遺されています。
「私が撮影して一番好きなのは、小料理屋で気分の合った仲間が、静かに体を乱さず、適量の徳利を前にして飲み、かつ談ずるとこがいい。私自身が、そんな飲み方をするからではなく、第三者が見ていて、それが一番楽しそうだからである。」
さて、小津監督のように酒を愛する人にとって、心躍るもてなしが今年も湯村温泉で始まっています。 日本各地で腕をふるう但馬杜氏(たじまとうじ)が醸した酒を、湯村温泉の宿泊客に味わってもらおうという「純米酒の利き酒」イベントです。
宿泊施設で講習受講券を受け取り、「杜氏館(とうじかん)」で100円のお猪口を購入すれば、日替わりで提供される3銘柄の純米酒と、地元産のどぶろくの中から、3杯まで利き酒ができます。
期間は来年の2月28日まで。
詳しくは、電話番号0796-92-2000湯村温泉観光協会までお問い合わせください。
大人の温泉旅に、日本文化の芳醇な香りをそえる「純米酒の利き酒」。皆さんもいかがですか。
*『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55〜17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。
また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
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