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湯村温泉の湯で「温度差発電」 温泉小で特別授業
更新 : 2013/2/22 20:16
/// 温泉利用した「温度差発電」学ぶ 温泉小で特別授業 ///日本海新聞より抜粋
温泉を利用した「温度差発電」を学ぼうと、新温泉町の町立温泉小で19日、特別授業が行われた。地中から届く熱エネルギーを電気に変換する仕組みについて、児童らは興味深そうに聞き入っていた。
温度差発電は、「ペルチェ素子」という半導体の両面に温度差を与えると電気が発生する「ゼーベック効果」を利用している。理科で発電について学んでいる6年生を対象に、町役場温泉支所の谷口薫さん(40)が、近くの入浴施設「薬師湯」で導入している装置の模型を使って解説した。
谷口さんは、500ミリリットルのペットボトル2本にそれぞれ温泉の湯と水を入れ、同素子を挟み込んだ装置を用いて温度差を電気に変換。プロペラを回したり、オルゴールを鳴らして電気が発生していることを証明し、自然湧出する温泉を使えば、発電費用はかからないと説明した。
児童らは、温度差発電には環境汚染や天候で発電量が左右されるという問題点がないことを学び、クリーンエネルギーを生み出せる古里の素晴らしさを再確認した。
実験の結果に驚いていた西坂美輝さん(12)は「温度差で電気が生まれるなんて不思議。薬師湯に充電に行ってみたい」と話した。
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