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湯村温泉 ゆけむりの宿 朝野家のお知らせ・ブログ
今が旬のモサエビは寄り目顔、愛嬌いっぱいで美味い!
更新 : 2013/3/24 13:29
春がやってきた。
雪解けとともに春が
萌の春、ざわめきの春
色彩の春、味覚の春
すべての春をいただく。
今が旬のモサエビは、250メートルの海底に松葉蟹と暮らしています。
寄り目の顔は愛嬌いっぱい。まるでリトルマーメードに出てくるセバスチャンのようです。
とても美味しい海老なのですが、深海に生息しているため海から揚げるととても傷みやすく、昔は漁師さんたちが船上で食べたり、地元のみで消費されて、都会にはあまり流通していないため、幻の海老と称されています。
甘エビと比べ、身がしっかりしていて、食べごたえがあり、独特の甘みと旨みが特色。このころ雌のお腹には綺麗な緑色の卵をかかえる春が旬です。この地方ではドロエビ、モサエビと呼ばれ、いいイメージは良くないのですが、漁師は甘エビよりも好みます
浜坂港では底引きで海水温の低い3〜5月に旬を迎えます。
サツキが咲く時期に旬を迎えるので、「サツキ海老」と呼んでますが、香住の方では「サクラエビ」と呼んでます。
鮮度の高いお刺身を食べようと思ったら地元しか食べることが出来ません。また、刺身にする時に取り除いた頭を味噌汁にしたり、塩焼きや天ぷらなど調理します。
私のお勧めは子持ちのモサエビの炭火焼、殻ごと焼くと一段と甘くなり、頭からバリバリとすべて食べることが出来ます。
幻のモサエビ、朝野家では別料理でご準備させていただきます。
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