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冬至の日に『ん』のつくもの 香りの散歩道12.18放送分
更新 : 2013/12/18 14:46
(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)
今度の日曜日、12月22日は「冬至」です。一年で一番昼が短く、夜が長い日ですね。
昔の人は、太陽のチカラが弱くなると、人間の魂もおとろえると考えていたそうで、冬至を元気に乗り切るための習わしが各地に伝わっています。その一方で、この日を境に太陽のチカラがよみがえることから、冬至のことを「太陽の誕生日」という人もいたそうです。せっかくなら前向きに、太陽の誕生日をお祝いしたいですね。
いずれにしても、風邪知らずの冬を過ごせるよう、栄養のあるかぼちゃや小豆を食べたり、柚子湯に入ってあたたまる冬至の習慣は、これからも大切に受け継いでいきたいものです。柚子のいい香りに包まれて、心までぽかぽかするような冬の夜の贅沢・・・。毎年、楽しみにしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
また、冬至の日にひら仮名の「ん」のつくものを食べると、幸運が呼び込めるという言い伝えもあります。だいこん、にんじん、れんこん、ぎんなん、きんかん、うどん。そして、冬至につきもののかぼちゃも「なんきん」という呼び名があることから、「ん」のつく食べ物の仲間だそうです。
これだけ揃えば、まさに幸運な食卓ですね。
栄養面でも理にかなっているようですが、縁起が良いといわれることはすべて、明るく楽しく実践してみませんか。
*『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55〜17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。
また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
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