湯村温泉とＪＲ鳥取駅を結ぶ『ゆめぐりエキスプレス』が4/1日より、鳥取空港への乗り入れ運行を開始しました。

3/30日から鳥取―東京便が往復５便となったのを機に、１日７便（土日、祝日は６便）運行しているうち、湯村温泉発午前１０時２５分（２９６便接続）とＪＲ鳥取駅発午後零時１５分（２９５便接続）、同５時１５分発（２９７便接続）の３便が鳥取空港に乗り入れます。

このゆめぐりエキスプレスは、当時、余部鉄橋問題が片付かず、西の入り口確保として、ＪＲ鳥取駅を利用して湯村温泉を訪れる観光客の交通手段確保のため、湯村温泉旅館組合で会員制バスとして運行し、その後、旧温泉町時代の運用を依頼しました。

当初から鳥取空港乗入れを計画していたのですが、県境や大阪・広島陸運の違いなどがあり、鳥取県バス2社と全但バスの相互乗り入れが難しく、結局JTBさんを企画会社にして日旅、近ツー、東急、JR西にチケットを販売して頂く会員制バスしました。

両県知事、バス会社と各旅行エージェントと直接交渉したものとして思い出深い路線です。18年を経てやっと完成形になりました。

現在は新温泉町が鳥取の病院行きや買い物に出掛ける住民のために補助しています。観光客を合わせて年間７千人前後が利用しています。

鳥取発の1便、東京発の最終便は接続されていません。
私が東京行きの時は、ほとんど日帰りのこの便になるのでとても残念です。

駟馳山バイパスも付いて益々便利になり、鳥取市内からの日帰り、鳥取空港経由便の運行により、但馬地域からの鳥取―東京便利用や関東から湯村温泉、山陰海岸ジオパークなどの観光客誘致に期待が寄せています。