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昆布とかつお節で「コンカツ・プロジェクト」
更新 : 2014/4/8 20:01
(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)朝野家・香りの散歩道2014.4.9放送分
昨年、和食がユネスコの無形文化遺産に登録されましたが、それがきっかけとなって、出雲大社である縁結びの式があげられました。今年の2月、全国のニュースでも話題になったので、ご存じの方も多いでしょう。
北海道の昆布と、鹿児島県のかつお節の縁組みです。
昆布とかつお節で「コンカツ・プロジェクト」というこのユニークな企画は、鹿児島県の枕崎市(まくらざきし)が、北海道の稚内市(わっかないし)にプロポーズしたことによって実現したそうです。
JRの最北端と最南端の駅があるという縁で、2年前、友好都市になった2つの町には、和食にまつわる深い縁もありました。稚内は利尻昆布(りしりこんぶ)、枕崎は伝統的な製法でうま味を凝縮させた本枯節(ほんかれぶし)をはじめとするかつお節の名産地。
つまり、最高級の和食のだしを生み出す、名コンビのふるさとだったのです。
北と南の海が育んだ、香り高い特産品のおかげで、友好都市よりもっと絆の深い「夫婦(めおと)都市」になった昆布の町とかつお節の町。出雲の神々の前で、晴れて縁組みが整ったこれからは、和食のだしの魅力をさらに広めていくために、手を取り合っていくそうです。
素晴らしく相性の良い昆布とかつお節のだしは、きっと幸せな香りがするのでしょうね。
そんな話をお届けしていると、おいしいだしが飲みたくなりました。今夜は和食で決まりですね。
*『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55〜17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。
また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
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