///「湯村温泉ディズニーランド計画」半径400mのまち創り ///

半径400mのまち創りとは何？。
人間行動心理学では、「ぶらぶら目的なしに歩けるのは約800m。1kmになると目的意識を持って歩かなければならない」と27年前に教えて頂いた。そのことを湯村温泉に置いて考えてみると面白いことが見えてきた。湯村温泉は程良く散策出来る町だったんだ。

その時から『湯村温泉ディズニーランド計画』が頭の中でスタートした。湯村温泉は台所である荒湯を中心に半径400mまで民家がある。それより外側は官公施設がある。南北と東西に大道があり温泉地を形成している。

昔からディズニーランドの経営学が好きで、類似点を探してみた。するとシンデレラ城を中心に半径400mの円を画くとすっぽり入ってしまった。なるほど散策しやすいはずだ。ＴＤＬの面積は51.0haで、半径×半径×3.14＝面積から、半径をを出すには、3.14で割って√してやれば良い。半径は403.0mとなる。約400mの半径だ。

同じようにＵＳＪは54.0haで414.7m、ＴＤＳの49.0haは395.0m。すべて湯村温泉と同じ面積だ。更に京都にある日本で一番古いと言われる錦市場は端から端まで390mとなっている。なるほど新しいテーマパークも古い市場も行動心理学に合って実証されている。

ディズニーとの類似性はそれだけではない。
ＴＤＬにはアドベンチャーランド、ウエスタンランド、ファンタジーランド、トゥもローランドの４つゾーニングがある。湯村では歴史ゾーン、温泉健康ゾーン、文化ゾーン、医療･保育ゾーンとなり、入口からシンデレラ城に続くワールドバザールは湯村商店街となる。

そして、湯村温泉はテーマパークとなる。

エレクトリカルパレードは石井幹子さんデザインの湯村温泉ライトアップになり、全日本かくれんぼ大会も半径400mだから探すことができる。あまりにも大きな温泉地なら何時まで経っても探してくれない。

さてさて次の一手は、そろそろ新たに『Yumurart』をスタートしなければ・・・。YumurartはYumuraとartの造語。トリックアート、ポスターアート、木彫アートなどを点在し、楽しくまちを散策してもらいたいと観光協会を通じて提案している。

このおもちゃ箱にどんなキャラクターを入れようかな？

まずは大阪･文の里商店街の商店ポスターにリスペクトされたポスターからスタートし、商店1軒1軒が元気になる、まち創りをしたいと思います。