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宿番号:326039

新客室「湯籠里」OPEN 板長自信の月替り料理と泉質自慢の宿

ハイクラス

湯村温泉
北近畿豊岡道八鹿氷ノ山ICより鳥取方面へ約45分 大阪梅田より高速バス有 JR山陰線浜坂駅よりバスで約25分

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    柚飯之仕方 朝野家・香りの散歩道2015.11.25放送分

    更新 : 2015/11/25 12:49

    (墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

    料理のレパートリーを広げたいとき、皆さんは何を参考にしますか?
    近頃は、ネットで検索、という方が多いかもしれませんね。

    時はさかのぼり、江戸時代の人々には、料理本が最も身近で役立つメディアだったようです。江戸も中期の天明2年、100種類の豆腐料理を紹介してベストセラーとなった本『豆腐百珍(とうふひゃくちん)』の人気にあやかろうと、百珍ものといわれる料理本が次々に出版されました。

    大根、鯛、甘藷と呼ばれていたサツマイモ、そして柚子を使った料理を集めた『柚珍秘密箱(ゆうちんひみつばこ)』も、その一つです。柚子に百珍の珍と書いて「柚珍」。「秘密箱」というタイトルにも、そそられますね。

    最初に紹介されているレシピは、「柚飯之仕方(ゆうめしのしかた)」。柚子ごはんの作り方です。「今年(こんねん)柚(ゆう)はなはだ豊年なれば。来年は猶以て(なおもって)豊年なるべしと。此書(このしょ)をあらはす。」

    この本が書かれた天明5年の冬は、柚子が豊作だったのですね。そして、この柚子ごはんは五臓六腑(ごぞうろっぷ)をあたため、食べた人は病気になることはない、とも書いてあります。

    江戸の人々はこの本を読んで、ヘルシーな柚子料理を暮らしに取り入れていたのかもしれませんね。香り高い柚子が、たわわに実る季節。皆さんも先人の知恵にならって、冬の食卓で柚子を使いこなしてみませんか。

    *『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55〜17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

    また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。

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