6日、日本テレビの製作会社が、趣味で集めている『湯たんぽ』コレクションの取材でお越しになられました。

子供の頃は、冬たくさんの雪が降り、寒い湯村温泉でした。今の様に全館冷暖房の設備が整っていなくて、火鉢の時代、冬の布団は寒く、少しでもお客様に温まっていただこうと客室係り(女中)は布団に荒湯で入れた湯たんぽを忍ばせておりました。これは冬のおもてなしで湯村温泉の文化です。

やがて、レンタン、コタツから温泉熱の暖房が登場して、いちいち温泉を入れる湯たんぽは忘れ去られました。

やがて時代は環境やecoが言われ始め、平成17年、旅館組合長の時に湯村文化の掘り起こしとして、お客様のおもてなし、体験メニューの一つとして『荒湯ゆたんぽ』を復活させました。各旅館のフロントや客室係に申し伝えていただければ、湯たんぽの準備をしてくれます。

湯村温泉は24時間、来訪者や観光客にも開放された日常温泉、住民と同じように荒湯に行って、自分で荒湯ゆたんぽ体験するのも面白いですね。

高温泉で豊富な温泉を使う『荒湯ゆたんぽ』は、湯村温泉の風物詩で、湯村温泉独特の文化なんです。もっと湯たんぽを知りたい、調べてみたい・・・、このことをきっかけに色々な湯たんぽを集め始めたんですよ。

残念ながら東京のみの放送らしいです。
来年1月3日放映予定で夫婦で出ています｡

関西の掛け合い夫婦漫才になっているかも・・・・・！？
日テレ日曜日、笑点前の5分番組『スリープトラベラー』で放送されます。時間：17:25〜17:30です。よかったらご覧ください。