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「みどり香るまちづくり 」香りの散歩道2016.3.30分
更新 : 2016/3/30 22:02
(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)
先日、第10回を迎えた「みどり香るまちづくり」企画コンテストの表彰式が行われました。
環境省が主催するこのコンテストは、まちづくりに樹木や草花の香りを取り込むことで、住みよい環境を創り出す取り組みを支援するため、平成18年度から実施されています。
今年度は10周年を記念して、過去の受賞企画の中から、受賞後も積極的に活動を継続している優れた企画に対して、「みどり香るまち」大賞が贈られました。
受賞したのは、群馬県高崎市の国立重度知的障害者総合施設のぞみの園(その)の園内にある「ふれあい香りガーデン」です。バラやライラックなど、心ときめくような香りの植物が植えられた「ときめきゾーン」と、ラベンダーやカモミールなど、心を落ちつかせるようなハーブが中心の「癒しゾーン」。
四季折々の香りが楽しめる2つのゾーンで構成されたこのガーデンは、「香りでつながる共生社会」をテーマに、園内のバス停近くにつくられました。
のぞみの園に入所されているみなさんが、地域の人々と気軽に交流できる場所として開放され、また、面会にやって来る家族と、花の香りに包まれてゆったりと語らう場所にもなっているそうです。
このほかにも、日本各地でさまざまな「みどり香るまちづくり」が広がっています。
木々が芽吹き、春の香りが日ごとに艶を増す季節。みなさんのまちには、どんな香りが漂っていますか。
*『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55〜17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。
また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
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