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宿番号:326039

新客室「湯籠里」OPEN 板長自信の月替り料理と泉質自慢の宿

ハイクラス

湯村温泉
北近畿豊岡道八鹿氷ノ山ICより鳥取方面へ約45分 大阪梅田より高速バス有 JR山陰線浜坂駅よりバスで約25分

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    /// 風の音や匂いに心を ///2017.11.22放送分

    更新 : 2017/12/16 17:15

    (墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

    今日は二十四節気の「小雪(しょうせつ)」です。小さい雪(ゆき)と書いて「小雪」。北風が冷たくなり、雨が雪に変わる頃を表す言葉です。

    初雪に なりにけるかな 神な月 朝曇りかと 眺めつるまに

    神無月の今日は初雪になったなぁ。朝は曇りかと空を眺めているうちに・・・。出雲地方は神無月ではなく神在月ですが、旧暦の十月、ちょうど今頃の季節に詠まれた歌でしょうか。

    作者は、源経信(みなもとのつねのぶ)。武芸にも学問にも秀でていたという平安時代の歌人です。千年前にも、私たちと同じように空を見上げて、風の匂いをかぎながら、今日は曇りか雪かと案じていた人がいたのですね。

    源経信は大納言経信(だいなごんつねのぶ)という名前で、小倉百人一首にもその名を連ねています。せっかくですから、百人一首に選ばれた歌も紹介しましょう。季節は少しさかのぼって、秋の初めの田園風景を詠んだ歌です。

    夕されば 門田の稲葉 おとづれて 蘆のまろやに 秋風ぞ吹く
    (ゆうされば かどたのいなば おとづれて あしのまろやに あきかぜぞふく)

    夕方になると、田んぼの稲の葉がさわさわと音をたて、蘆葺き屋根の山荘に秋風が吹き渡っている・・・。当時、都の貴族たちが田園風景を求めて別荘を建てるのが流行していたそうで、この歌も京都の梅津(うめづ)にあった山荘の歌会に招かれて詠んだといわれています。

    移ろう季節を歌にした平安人(へいあんびと)のように、風の音や匂いに心を寄せてみませんか。

    *『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55〜17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

    また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。

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