５／１４から５／１６までだったのですが、「草ぐさの詩」写真展が香住文化会館で開かれていました。

香住の森まもる氏の作品展示です。身近な草花の写真ですが、草や花を愛し、そこに安らぎや優しさを感じている氏の人となりが理解できる作品でした。

一つの写真にタイトルをつけ、短歌一首をそれぞれに詠んでおられるのです。例えば、タイトル「初恋」花の名・カタクリ４月、それを見た短歌一首、と言うように。タイトル「よろこび」花の名・ネムノキ６月。タイトル「ひっそりと」花の名・ヤマアジサイ６月。タイトル「祈り」花の名・スイレン８月などと。

森氏はもう８０歳近いお歳だと推測しますが、私の小学校時代の恩師です。そして同時に私の長女の恩師でもあります。一世代を経てまた佐津小学校に赴任されていたのです。若い頃から、生真面目に何事にも真摯に頑張っておられた姿が印象的で、子供ながらに尊敬していました。

体調もそんなに良くないでしょうに、ここまで頑張られたことは私たち後を継ぐものとして、強い励みにもなりました。写真展に行って、感動を得て、感謝をいたしました。