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香住 源六(げんろく)のお知らせ・ブログ
「いくとせの前の落ち葉の上にまた…」の短歌が〜♪
更新 : 2011/10/9 23:43
前田純孝の「いくとせの前の落ち葉の上にまた落葉かさなり落葉かさなる」がいいですね。
浜坂の諸寄の岡の浜に建てられている歌碑に刻まれた歌です。
昭和59年ごろ、NHKドラマ「夢千代日記」が放映されましたが、大変好評で新夢千代日記を作ることになりました。作家の早坂暁氏はその構想を練るために諸寄の浜にいました。ふとこの白い歌碑が目に留まり、純孝の歌碑の歌に心奪われたそうです。
そして新夢千代日記に純孝を登場させ、純孝の短歌を15首入れることになったそうです。心寂しい純孝の短歌は新夢千代のBGMのように流れていきました。白砂青松の美しい諸寄の海岸の中央に海を背に立っていて、歌碑にしてはひどく高く目立っています。
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