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香住 源六(げんろく)のお知らせ・ブログ
合歓の花が咲き始めました〜☆
更新 : 2012/7/4 22:54
合歓(ねむ)の木は、マメ科の落葉高木で、但馬では一般的な樹です。
毎年七月の初めにこのような紅色の美しい花を咲かせます。大きな樹でありながら、葉っぱは夜になると閉じて垂れます。樹皮は薬用になるようで、材は器具用になります。
香住の辺りでは、合歓の花が咲けば、「かあかあの花が咲いたから、小豆を蒔こう」と、農作物のカレンダーになっています。ちょうど天候の具合が小豆を蒔く時季と一致しているようです。花びら一つだけでは恐ろしいほど、派手な花ですが、樹の全体を見るとなんとも上品できれいに思えてきます。有本倶子先生主宰の但馬の歌会を、「ねむの木短歌会」といいますが、まさに夏の初めに但馬のどこでも咲いている親しみのある花です。7/8(日)はその短歌会の第12回目の大会(毎年一回開催)があります。合歓の花が咲く七月が定着しています。