宿番号:327312
飛騨高山温泉 高山グリーンホテル (京王グループホテルズ)のお知らせ・ブログ
ペレットボイラ
更新 : 2012/6/17 14:22
高山グリーンホテルでは省エネ対策をいくつか行っております。
その中の一つが、ペレットボイラ。
使用燃料はカーボンニュートラルの木質ペレットで地元産の間伐材や家具工場で発生した端材などを地元でペレット燃料化加工した地域循環型エネルギーです。
ペレットボイラーは科学燃料を使わず、自然の木を利用することによりCO2が木⇒燃料⇒大気へのCO2放出⇒木の光合成によりCO2が吸収・・・とCO2が循環し増加しないこととなります。
また、地域循環型エネルギーの採用により地元での燃料調達により輸入や輸送の際に発生するCO2の削減にも貢献いたします。
現在導入のペレットボイラで天領閣及び本館の給湯熱源としてオフシーズンはほぼ全ての給湯を確保でき、ハイシーズンには以前のESCO事業にて導入済みの冷凍機廃熱給湯設備を併用することにて、油を使用することなく、ほぼ一年を通して給湯量を確保できます。
小さな木質ペレット、貯蔵タンクには約7トンもの貯蓄が出来ます。
ホテルの給湯となると、大変多くの燃料を使います。実は1日に2トンものペレットを燃焼しています。
委託先の燃料屋さんは盆も正月もなく、3日に1回はペレットの補充に来館されています。
それでも、もともと二酸化炭素として排出される予定の木質ペレットですから環境汚染にはつながらないのです。
そして、ペレットボイラで沸かすお水は地下水を使用。市水をあまり使用しない自然に頼った給水も行っているのです。