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城崎温泉 お宿 白山(はくさん)のお知らせ・ブログ
4月23,24日は城崎温泉まつりです(^v^)
更新 : 2011/4/15 1:15
4月23,24日は、城崎温泉まつりです(^v^)
城崎温泉の開祖道智上人の開山忌(旅立たれた日)を記念して色々な行事が行われます。
養老元(717)年、この地を訪れた道智上人が難病の人々を救う為に、当所鎮守四所明神に祈願を込め、明神の神託を得て一千日の間八曼陀羅を唱え、その祈願によって『城崎温泉』が開かれたとされています。
祈願のお湯が湧き出た場所が当館の姉妹館「花まんだら」の横の外湯「まんだら湯」です。
又同じ頃奈良に稽文という仏師がおりました。
奈良の長谷寺の観音と同じ木で観音様を作りました。
体が悪くなって製作途中のまま、お寺においていましたが、
やがて疾病が流行し村人は観音の崇りと、その像を遠く難波浦(大阪湾)まで運んで海中に投じました。
それがめぐりめぐって城崎の「観音浦」に漂着しました。
丁度城崎に湯治に来ていた稽文仏師は、「観音浦」にて自分が未完のまま残した観音様にめぐり合いました。
その観音様を託された道智上人が今の温泉寺に観音様を安置したと昔、祖母から昔話に聞かされました。
その観音様が流れついた観音浦の岩山が不思議な事に、昔から代々続いている当館の持ち山です。
昨年旧「まんだらや」さんを引き受けて、「花まんだら」として、当館の姉妹館に変身させましたが、観音様の不思議なご縁で結ばれていたような気がしています。
もっと不思議な事は、なぜか、上の息子が4月24日が誕生日です。
温泉まつりの生まれで、どうりで、めでたい奴と笑っていましたが、まさか、彼が生まれた時には、旧「まんだらや」さんを引き受けるとは、夢にも思いませんでした。
25年も前の事です。
城崎には、今でも昔話が息づいているような不思議なご縁がいっぱいです。
ぜひ、温泉まつりでちょっとタイムスリップなさって下さいませ。館主
〜温泉まつり行事〜
榊台町内浴場渡御古典行列
城崎温泉開祖道智上人お練り
開山忌湯祈祷道智上人・稚児行列
秘仏本尊御開扉
景品付き餅まき
露店・屋台
下駄供養
オンセンジャーショー 他
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