宿番号:328696
城崎温泉 お宿 白山(はくさん)のお知らせ・ブログ
「茅の輪」が設置されました(^v^)
更新 : 2011/5/31 17:20
本日姉妹館「花まんだら」の敷地内のまんだら稲荷に
「茅の輪」が設置されました。
京阪神では、一般的な「茅の輪くぐり」ですが、
但馬では、「茅の輪」を製作して下さる業者さんがなく、
大変困りましたが、神様のお引き合わせか、
丹後の神社に納入されている業者さんが見つかり、
本日設置して頂きました(^v^)
初夏の青茅と芯には竹を使って、輪を作ります。
青茅と竹を使うのは、どちらも邪気を祓う意味があると、
いつもお世話になってる日高町の宵田えびす神社の宮司さんが言われていました。
「茅の輪くぐり」の由来を一寸御紹介。
「茅の輪くぐりについて」
半年毎に竹と茅で作られた輪をくぐり越えて罪やけがれを取り除き、半年の厄を祓います。
由来
昔、「スサノオノミコト」が旅の途中で、蘇民将来(そみんしょうらい)巨旦将来(こたんしょうらい)という兄弟のところで宿を求められました。弟は、豊かな生活をしていたのにそれを断り、兄は貧しい暮らしをしていましたが、スサノオノミコトをお泊めして、厚いもてなしをしました。
スサノオミコトは蘇民将来に、「もし悪い病気が流行することがあったら、茅で輪を作って、腰につけていれば病気にかからないですむ」 とお教えになりました。
これから、茅の輪も、最初は人々が腰につけるほどの小さなものでしたが、時代がたつにつれて大きくなり、これをくぐって罪やけがれを取り除くようになりました。
本来は、6月30日の大祓いの日に神事と共に行いますが、
今年は、大変な震災が起こり、グループ宿がささやかな復興支援として
6月グループ宿にご宿泊頂くと、1泊毎に500円を寄付する
「蛍の祈り」企画を実施致しますので、イベント的な意味合いも込めて、
6月1日〜設置致しました。
大祓いの6月30日は、神事を行い、
この日のグループ宿5宿の全宿泊料の70%を義援金として寄付致します。
もうすぐ、まんだら稲荷の前の大谷川で蛍が舞う予定です。
天候によりますが、昨年は6月中旬でした。
幻想的な蛍見物と「茅の輪くぐり」で早期の復興に心を寄せて頂けたらと思います。
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