宿番号:328696
城崎温泉 お宿 白山(はくさん)のお知らせ・ブログ
本日で3年目。ずっと忘れない為に非常食食べます。
更新 : 2014/3/11 22:36
本日で東日本大震災から3年経ちました。
丁度お昼が過ぎたチェックイン前の時間からTVに映し出された
信じられないような津波の被害の映像を
もどかしい思いで見ていた事を思い出します。
被災していない西日本の私達になにができるのか?
まだ小雪舞う東北で寒さに震えながら避難所におられる方を思い、
どんなに寒くて心細い思いをされてるのだろう。
安否の分からないご家族の方をどんな思いで探されてるのだろうと
たまたま阪神大震災に大阪で出会った自分の体験と重ねて、思っていました。
なにもできない私達にできることという事で、
プランや俳句で復興支援などの形でいまでも微々たる事ですが、
毎月寄付させて頂いております。
まだ復興への道は長いようで、故郷にお帰りになられていない方や
すでに故郷を遠く離れて避難されている方も多いそうです。
記憶は薄れやすくだんだん平穏な日常を送っていると
震災の事をつい忘れがちです。
なのでずっと忘れず防災にも気をつけるようにと思い、
今年は、お昼に非常食を試食してみました^^
南海トラフ大震災の危機が関西でも最近とみに叫ばれている為、
日本海側でも備蓄をしておいた方がよいのでは?と思い、
お試しでお水やお湯ですぐご飯になる釜飯、ひじきの缶詰、
ついでにライターであぶっただけで食べられる蛍イカの干物、
フリーズドライのお味噌汁試食してみました!
α米はびっくりするくらい美味しかったです!
カロリーも370kcalもあります。
大豆とひじきの缶詰もタンパク質もとれてよさそうですね。
当館は、旅館なので、毛布やアナログ石油ストーブ、懐中電灯、
ろうそく、備蓄の米、カセットコンロなどは、通常の家庭よりは沢山ありますが、
インフラが停まった時には、一番困るのがお水なので、
こちらは、保存用の飲料水大量に用意しないとだめでしょうね。
満室で被災した場合には、しばらくお客様にとどまって頂く場合も想定して
備蓄食料など準備しないといけないと思いました。
いつ当館も被災地になるかもわからないと肝に銘じながら、
東北の皆様の1日でも早い復興と美しい故郷のお帰りになるようにお祈り致します。
復興が進めば中止しようと思っていた俳句で復興支援ですが、
まだ復興は道半ばのようですので、引き続き続行して参ります。
館主
関連する周辺観光情報