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博多グリーンホテル天神のお知らせ・ブログ
天下一品まさかの後編 ※1000文字で強制終了
更新 : 2013/8/28 9:26
前回私は、文字数が足りずに主役のラーメンが登場すらせずに次回に続くという大失敗をした。
ウルトラマンに例えるなら、怪獣が街で暴れて人々が逃げ惑っているうちに番組が終わってしまうようなものだ。
良い子のみんなもガッカリである。
さらに「早く続き書いてよ」「楽しみにしてます」
そう言われる度に、ヘタな物は書けなくなる。
もはやそのハードルは跳ぶよりもくぐった方が早いとすら思える。
たったそれだけをなぜ前回入れられなかったのか、
と言われればそれまでだが、
あとはラーメンを食べるだけ。
たったそれだけのコンテンツでどうやって期待に答えろというのか。
私が「彦摩呂」ならまだしも、現実はそうではない。
どこを捻ったって「味覚の宝石箱」などという名コメントは飛び出さないし、
「おいしさの大運動会」などというエスプリも効かせられない。
私は彦摩呂ではないのだ。
私ごときの駄文で読者諸兄の目を煩わせるのも心苦しいが、幸か不幸か今日もまた無駄な文章に多くの文字を充ててしまった。
あとたったの500文字弱だ。
どうか優しい目でお付き合いいただきたい。
・・・
目の前に一杯のラーメンが運ばれてきた。
見た目は豚骨ラーメンと変わりはない、強いて言えば麺が太いことか。
しかし、この優しげな乳白色に秘められたポテンシャルは
豚骨一筋の私をすらうならせる程のものであった。
まずはこのスープ。
シチューかと思うほどの粘度のスープは、口に含んだ瞬間に濃厚な旨味を運んでくる。
さらに、それほどのパンチ力を持ちながら、なんと全く臭みがないのだ。
濃厚な豚骨ラーメンとなれば、その独特の香りが付き物。
豚骨属性の人間にとっては、芳醇なアロマだが、その臭み故に苦手という人も少なくはない。
このスープからはそんな人たちも包み込む包容力を感じる。
まるで「鶏出汁のマザーテ…
いや、忘れてくれ。
そして当然のごとく、そのスープは麺にも大きな力を与える。
これでもかと麺に絡み、がっちりとツーマンセルで舌に襲い掛かるのだ。
その絆の強さ、まさに「スープの海のうみざ…
…もう一度言う。
私は彦摩呂ではないのだ。
ともかく、無理矢理まとめれば
天下一品というラーメン店は、豚骨の聖地博多でその最大のアイデンティティである「こってり」で勝負している。
威風堂々と敵地に乗り込むその姿は、まさに「ラーメン界の黒ふ
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