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【梅雨の訪れを告げる花】夏椿が咲き始めました!
更新 : 2021/6/18 13:43
花水木門をくぐってすぐ右側と流しそうめん処では、一日で散ってしまう儚い花「夏椿(ナツツバキ)」別名「沙羅双樹(シャラソウジュ)が咲き始め、梅雨の訪れを告げてくれています。
流しそうめん処の通路のところでは、一日で散ってしまった花たちが通路に落ちて、最後の花道をつくってくれています。
夏椿は、1日花で朝に花を咲かせ、椿と同じように夜には花ごとぽとりと落ちます。5枚の花びらのふちがギザギザしているのが特徴で、紫陽花と同じように梅雨の時期に咲く花です
夏椿は「沙羅双樹」と呼ばれていて、日本各地の仏教寺院でも良く見かける花です。平家の栄枯盛衰を描いた平家物語の有名な一節「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。」にも儚さの象徴として沙羅双樹が出てきます。沙羅双樹は日本では夏椿として知られています。
夏椿の木の幹肌は剝がれやすく、剥がれた幹はすべすべでまるで殻をむいたゆで卵のようです。流しそうめん処では、夏椿の木(写真では右側2本)とこれから夏に向けて咲く花「サルスベリ」(左のキリンの首のように見える)の木と並んで、すべすべの幹肌をみせてくれています。
花水木門を入ってすぐの夏椿の木の下には「ガクアジサイ」が咲いています。
囲炉里庵の入口の周辺には、白い毛の生えたフエルトのような質感の葉っぱや茎の特徴で鮮やかなピンクの「スイセンノウ」、
枝分かれした先端に一輪づつの花を咲かせることから別名「ヒトリムスメ」とも言われています。
庭園では、まっすぐ伸びた茎に薄紫の花を付けた「ギボウシ」、
冬には赤い実をつけ、縁起物としても利用されている「南天(ナンテン)」があちこちで一斉に黄色い花を咲かせています。
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