宿・ホテル予約 > 埼玉県 > 秩父・長瀞 > 長瀞 > 長瀞温泉 花のおもてなし 長生館のブログ詳細

宿番号:329295

長瀞駅・岩畳から徒歩3分!全室から長瀞渓谷の絶景を望む温泉宿

ハイクラス

小鹿野温泉大竜寺源泉
秩父鉄道長瀞駅徒歩3分、関越自動車道花園ICより国道140号秩父方面へ向かい約30分

空室検索・予約

この宿をクリップする

チャットで問い合わせる こちらの宿への質問にAIがチャット形式で答えてくれます。

宿メルマガ メールする

長瀞温泉 花のおもてなし 長生館のお知らせ・ブログ

宿泊施設ブログ

  • 施設のおすすめ

    【小正月】餅花と繭玉

    更新 : 2022/1/17 12:24

    今日は、1月15日は小正月。秩父・長瀞地方は、小正月までを「松の内(元旦に迎えた年神様がいるとされる期間)」としているところが多く、当館でも門松やしめ飾りなど今日、取り払われました。

    大正月は新年の神様である年神様を迎える行事なのに対し、小正月は農業や家庭にまつわる素朴な行事が多いのが特徴です。

    かつて日本では、月の満ち欠けを1ヶ月の基準として暮らしており、人々は満月となる旧暦の1月15日に当たる日を”1年の始まり”である正月として祝っていました。

    これは昔の日本人が、満月をめでたいものだと考えていたことに由来するそうです。昔はきっと、今ほど街灯やネオンやLEDライトなどなく、今よりずっと夜空を仰ぐことが多く、月が身近な存在だったのでしょう。

    小正月の前後には、餅花や繭玉などを飾って豊作を祈る風習があります。

    過去のものですが、毎年、この時期に飾られる「餅花」と「繭玉」。
    そして、お正月の縁起物として飾られる生花や切り花、ドライフラワーなど
    魔除けや邪気を払う果実とされている飾り付けをお届けします。

    佛手柑(ブッシュカン)
    鮮やかな黄色いゴツゴツとした先端が指先のように裂けていることが名前の由来。
    実の先が広がっていることから「末広がり」の形が喜ばれ、商売繁盛を祈願してお正月に飾られる。

    衝羽根(ツクバネ)
    実に4枚の苞があり、その名のごとく羽根突きの羽根によく似ているからその名前がつきました。お正月の縁起物として飾られる。

    南天(ナンテン)
    魔除けや火災よけの効果がある植物とされ、江戸時代には玄関先によく植えられていました。南天は秋になると真っ赤な実をつけ、この実を煎じて飲むと「咳止め」に効果があり、「のどあめ」の原料として使われているそうです。
    南天は開花した花よりも、果実や紅葉期の葉色の変化を楽しみます。実をつける11月〜2月頃までが見頃です。

     

     

    柊(ヒイラギ)
    節分の魔除けなどに使われ、邪気をはらう縁起木生け垣や庭木に良く植えられる。

    綿(ワタ)
    白い花のような形のものは、綿花のついている外側の茶色い果皮が乾燥したもので「ワタガラ」といいます。

    最後に、当館のあちこちにある赤い実を落とした後の南天の葉の紅葉が今年は、素晴らしく綺麗なのでお届けします。繊細な色のグラデーションをお楽しみくださいませ。

     

     

    当館の庭園のロウバイも3〜4分咲きくらいになってきました。

     

    関連する周辺観光情報

宿泊のご予約はこちらから

料金・宿泊プラン一覧

お電話でご予約される場合は、宿泊プランをお選びください。

この宿に問い合わせる