「蓬莱島公園」は荒川の侵食によってできた四角い島で、岩畳から約1km下流、ライン下りのBコースの急流スポット「大河瀬（おおかわせ）」から穏やかな流れになるところ荒川の右岸の中洲にある公園です。
2019年の台風19号で島に渡る橋が崩落してしまいましたが、現在、仮設の橋、北流橋と南流橋を渡って公園に行くことができます。

園内には今、朱色の「ヤマツツジ」が咲き誇り、朱色と若葉のコントラストで美しい彩りを見せてくれています。

園内にある「蓬莱稲荷」の鳥居の朱色とヤマツツジの朱色のコラボも圧巻です。

島の北端には、「金石の渡しの跡」があります、長瀞の秋の紅葉スポットの一つ「金石水管橋」が昭和56年5月に架橋される前まで約200年間、長瀞の荒川の両岸をつなぐ渡船場として地域の人たちの重要な交通手段の役割を果たしていました。

昭和56年、荒川最後の渡しであった金石の渡しは惜しまれながら廃止され、現在は、橋台の跡がみられます。

蓬莱島公園は、秋には紅葉も楽しめ、自然豊かな美しい公園です。西側は荒川が流れ、時折川をくだるライン下りやラフティングなどのようすも見られます。
駐車場では、「八重桜」や

「芝桜」も見頃を迎えています。
蓬莱島公園：埼玉県秩父郡長瀞町井戸772-10
駐車場：あり（15台）
トイレ：あり

宝登山麓の不動寺裏山の「通り抜けの桜（八重桜）」は、一部見頃を過ぎとなりましたが、引き続き、お楽しみ頂けます。