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【初夏の花と野鳥】
更新 : 2022/5/27 11:38
新緑が美しい春から初夏にかけては、沢山の野鳥に出会える季節です。
5月は、多くの野鳥が繁殖期を迎え、なわばりを主張するためにオスが頻繁にさえずります。
先週初め、当館の第一駐車場の梅の木にある巣箱の付近で「ツィピーツィピー」と激しく鳴く声が聞こえるので注意深く、探してみると、白い頬と、胸から腹に黒いネクタイ模様の小鳥(全長15cmくらい)「シジュウカラ」でした。恐らく、巣箱から巣立とうとする子どもたちを命がけで守ろうと、威嚇して鳴いていたのかもしれません。今、子供たちはみな巣立ってしまったようで巣箱の周りはすっかり静かになってしまいました。ちょっと寂しいですが、また、しばらくしたら、新たな野鳥夫婦が訪れそうです。
つい先日まで大きく豪華な花びらを付け、荒川渓谷の眺めに彩りを添えてくれていた鮮やかなピンクの「石楠花(ジャクナゲ)」もそろそろ見頃を終えようとしています。
シャクナゲの少し下流側には「エゴノキ」という樹木があり、初夏には下向きの可愛らしい淡いピンクの花をたくさん咲かせます。
シャクナゲの少し下流側には「エゴノキ」という樹木があり、初夏には下向きの可愛らしい淡いピンクの花をたくさん咲かせます。
当館のものは、淡いピンク色ですが、下から眺めた写真をみて頂くと確かにうなずけるかもしれません。
そして、さらに下流側、流しそうめんの待合所から荒川渓谷を望む柵のところには、白とピンクの「カルミア」が可愛い花を付け始めました。
蕾は星型でまるで昔ながらの甘くてカラフルなお菓子「金平糖(コンペイトウ)」のようで、花の形は、傘が開いたようなおしゃれな花です。
「カルミア」は、1915年(大正4年)に日本が贈った桜のお返しとして、アメリカからハナミズキとともに日本に贈られたそうです。
カルミアはこれからコンペイトウから沢山の傘の花を咲かせてくれそうです。
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