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長瀞温泉 花のおもてなし 長生館のお知らせ・ブログ
【梅の実が熟す頃になりました!】
更新 : 2022/6/4 13:11
先月お伝えした「シジュウカラ」のヒナの巣立ちの舞台となった「小梅」の木。その頃(5月中旬くらい)は、まだ青梅でしたが、今、すっかり熟して黄梅になりました。青梅の頃は、地面に落ちた小梅を踏むとプスプスと心地よい跳ね返りがあったのですが、今は、グニャっとしてちょっと変な感触です。
小梅はその名のとおり、小さな梅の品種で一般的な梅より収穫時期も少し早く、目安はだいたい5月下旬から6月上旬にかけてだそうです。
一般的な梅は完熟するのは6月から7月くらいで、梅雨の時期と重なります。一説には、梅雨の時期に梅の実が熟す頃であることから「梅雨(ばいう)」と呼ばれるようになったとも言われています。
当館では、毎年、この時期に自家農園で収穫した梅を梅酒にしてお客様にお出しています。本日から8月の末までご夕食の食前酒として「梅酒」をお出しいたしますので、よろしければ、是非、ご賞味くださいませ。
今、当館の周辺では、梅雨の時期にかけて咲く、フエルトのような質感の葉と茎に鮮やかなピンク色の花を付ける「スイセンノウ」、
白や淡紅紫色の釣鐘形状で下向きに咲く「ホタルブクロ(蛍袋)」があちこちで咲いています。
名前の由来は花に蛍を入れて遊んだからとも、花が提燈(蛍袋)に似るからとも言われています。
流しそうめんの待合所から荒川渓谷を望む柵のところでは、「カルミア」が梅雨入りを前に
沢山の傘の花を咲かせてくれました。
その横では、「ハナモモ」の実や
「グミ」がもたわわに実っています。
最後に、荒川渓谷を望む柵から見た「ライン下り」の様子です。
荒川渓谷沿いには様々な種類の変成岩や、その変成岩の岩盤に生じた褶曲や断層がいくつも見られます。
長瀞ライン下りの乗下船場の対岸にあたる「白鳥島」は、全体的に石英を多く含む石英片岩からできていて、その名の通り、白鳥のように白く見えます。
最後の一枚は、2年前、2020年にほぼ同じ位置から撮ったカルミアの写真です。あまりにも美しいエメラルドグリーンに映える白いカルミアを是非ご覧くださいませ。
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