皆様こんにちは。

今回は、『部埼(ヘサキ)灯台』へ久しぶりに「CB400SB｣でツーリングです。
こちらは北九州市の門司区白野江の企救半島に位置し、日本で12番目となる1872年に竣工され、日本の灯台50選にも選ばれつつ国の重要文化財にも指定されている九州に現存している最も古い石造の洋式灯台で、100年以上たった現在でも海運の難所と言われる関門海峡での航行の安全を現役で見守り続けております。標高が約40ｍあるので周防灘の眺望も素晴らしく、風に吹かれ行き交う船を眺めていると静かに時が過ぎていきます。付近には灯台が竣工される前まで海難防止の為、火を焚き続けた僧清虚(ソウセイキョ)の偉業をたたえて復元された火焚場跡や船舶に潮流の状況を知らせる電光表示板(部埼潮流信号所)が設置されています。

部埼灯台の足元の堤防には海岸に向かって右手で松明をかざした高さ約18ｍに及ぶ白い巨大な僧清虚の像が鎮座し、こちらも航行の安全を見守り続けております。ただ、陸上からは正面を見ることができずに残念でした。ちなみに僧清虚の像を右手に奥に進んていくと釣りスポットで有名な｢部埼一文字」といわれる足場が低いフラットで長い堤防があり、半島の先端で潮通しが良く多様な魚種が狙えるため平日の昼間にもかかわらず大勢の人が竿を垂らしていました。尚、部埼灯台周辺にはトイレ･自動販売機はありませんので行かれる際には注意されて下さい。

当ホテルからは約40分となっており、近くには北九州唯一の花木公園で有名な｢白野江植物公園」。ちょっと足を伸ばせば☆ＣＰライダーの休日　LAP.16☆でも紹介した関門海峡を一望出来る｢和布刈公園｣。北九州屈指の観光スポット｢門司港レトロ｣もございますので、散策ついでにご宿泊された際にはぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。

しばらくの間ライダーには過酷な時季が続きますが、体調を整え安全運転でバイクライフをエンジョイしましょう。

それでは、バイクを愛する皆様のお越しをホテルスタッフ一同心より
お待ち申し上げております。