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臨時増刊! 『F1マシンが箱根の道路を走った』
更新 : 2016/1/22 10:15
今回は、臨時増刊! で
『F1マシンが箱根の道路を走った』をライターNがお送りします。
『F1マシンが箱根の道路を走った』を見て
「えっ!」と思った方、事実なんです。
ちょっと前の話しになるのですが、
昨年11月18日に「mazdaターンパイク箱根」という道路で
開催されたイベントで走りました。
こちらの道路は小田原市早川から箱根の上まで続く
長さ13キロもある私道なんです。(市道ではないですよ)
全日通行止めにして許認可を通した上で、走行OKということなんです。
今回のイベントで走行したF1マシンは2台。
渋い黒のJPSカラーのロータス78と
カラフルなベネトンB189です。
驚きなのは、
2台のマシンが可動状態な事、ベネトンB189にエンジンがついている事と、
2台のF1マシンがデコボコな一般道を走った事、
走れるタイヤがあった事です。
マシンを可動状態だったことはオーナーの方に感謝です。
いい環境で保存していても、エンジンやギアボックスのシールが
劣化して走れないことも多いと聞きます。
「エンジンがついているのは当たり前だ!」という声が聞こえそうですが、
今回のF1マシンは、個人所有のマシンとの事。
ベネトンB189は、フォードのワークスエンジンが搭載されたマシンでした。
ワークスエンジン=企業秘密満載なので、
そのエンジンが搭載されたまま、個人に譲渡されているのに驚きです。
F1マシンを個人に譲渡する場合には、エンジンをつけずに
エンジンの代わりにダミーフレームを組んでカウルを付けて、
見た目は現役時代のF1マシンと変わらず、
しかし、エンジンがついていないので実走不可ということが多いのです。
デコボコの一般道を走ったのは・・・
車高を目いっぱい上げたのかもしれません。
詳しい方は、
「じゃあ、ロータス78のグランドエフェクトが効かないじゃないか!」
と思ったかと思いますが、私もそう思います。
タイヤに関しては、
当時装着していたGOOD YEARではなくAVONを装着していたので、
以前に他のカテゴリーで使っていたタイヤを持って来たのでしょうか。
と、ここまで色々と書きましたが書き切れないので次回に続きます。
今回の写真は、
会場になったmazdaターンパイクの小田原側の入口の料金所です。
写真の左側には駐車スペースがあり、小さなカフェや自販機コーナー
トイレがあります。
次回もお楽しみに。