こんにちわ！

今日はコッツウォルズ地方のウィンクチームという小さな村にあるとても可愛らしく素敵なお城へ行きたいと思います。
イングランド王、ヘンリー８世の６人の妻の内、最後の妻のキャサリン・パーの居城のシュードリー城です。
一時は廃墟になってしまったんだそうですが庭師が入り今では元の美しい庭園のある素敵なお城になってます。

ここはおとぎ話の世界に迷い込んだみたいでお庭が本当に素敵ですね。
このお城の敷地内にある教会にキャサリン・パーは眠っているのだそうですよ。
お城には今もキャサリン・パーの一族が住んでいて、住居となっているプライベートな部分以外は一般開放されております。こんな素敵なお城に住んでいるだなんて羨ましいかぎりですね。
この場所はイギリスのセレブ達にも人気があるみたいで結婚式のパーティーなどを貸し切って行う事もあるみたいです。

シェイクスピアの史劇にもありますが、ヘンリー８世はイングランド王の中でも最も優れた才能の持ち主だった言われるくらい多岐にわたってその才能を発揮しました。
ラテン語、スペイン語、フランス語を理解し舞踏、馬上槍試合などスポーツや音楽でもヘンリー８世が作曲した楽譜が現存し類稀なる才能を持ち合わせていたことを語っています。
結婚と離婚を繰り返し６人もの奥様を迎えたそうで、一人目はスペイン王家のキャサリン王妃、２人目が次女であったアン・ブーリン、３人目がアン・ブーリンの女官ジェーン・シーモア、４人目がアン・オブ・グレース、５人目がアン・ブーリンの従姉妹のキャサリン・ハワード、６人目がキャサリン・パーです。
その中でも最後の妻、キャサリン・パーは高い学識があり、ヘンリーと対等に学術談義ができるだけの知性を持っていたそうで、ヘンリーがフランス遠征へ出掛けた３ヶ月間は君主代理まで勤めるほど信頼されていたそうです。
その後、結婚３年でヘンリーが病に倒れ亡くなると元恋人と再婚し、シュードリー城で暮らしたんですね。
ちなみに２人目の奥様のアン・ブーリンはナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソン主演で『ブーリン家の姉妹』というタイトルで映画化されています。

イギリスといえばやはり、イングリッシュガーデンも魅力的ですよね。
こういうお城ですと、どこもお庭が綺麗に手入れしてありお庭を見に行くだけでも十分楽しめそうですね。

次回お楽しみに！