昭和6年(1931)大阪市民の寄付150万円(現在の約80〜100億円)を原資として鉄筋コンクリート造りの大阪城天守閣が復興再建されました。当時、大阪城域は陸軍第4師団の管理地であったため、ドイツのBURG(城砦)を模したロマネスク様式の師団司令部をあわせて建設し、第4師団に寄贈しました。

戦後占領下には米軍の施設に接収、その後大阪市警察庁、大阪府警本部として利用され、1960年からは大阪市立博物館として長く親しまれてきました。2001年に博物館が移転して閉館。庁舎内は現在非公開ですが、秋の行楽時期には、大阪市による旧第四師団司令部一般公開も開催されています。

アパホテル〈大阪谷町〉から大阪城の外堀沿いまでは徒歩約10〜15分。城内に入ってから本丸域内まで約15分です。城が見える距離までは近いのですが、城域が広大かつ小高い丘陵上なので、入場してからけっこう歩きます。弊館ご宿泊の折には、朝夕の散歩、ウォーキングなどで大阪城散策などいかがでしょうか。