宿番号:332623
味覚と眺望の宿 ホテル南海荘(HMIホテルグループ)のお知らせ・ブログ
梅雨と紫陽花と穢れ祓い(けがれはらい)
更新 : 2025/6/22 17:16
今年は、本格的な梅雨入り前の“走り梅雨”でぐずついた天候が多く
辟易しましたが、関東甲信地方の梅雨入りが発表された後は、かえって
晴れ間の多くなっている当地です。
しかも、急に気温が高くなった上に湿気も多いので、まだ暑さに慣れて
いない体には熱中症への注意が必要です。お越しの際には十分な対策を
してくださいね。
梅雨の時季を代表する花、紫陽花も日増しに色を濃くしています。
晴れた日に見るのはもちろん綺麗ですが、雨に打たれる姿もまた、
趣きのあるものです。
6月20日、“房総のあじさい寺”こと「日運寺」へ行ってきました。
境内はとりどりの紫陽花に覆い尽くされていて、見頃はもう少し先
かな・・・という感じの咲き具合でしたが、平日にもかかわらず
多くの方々が訪れ、花を愛でていらっしゃいました。
7月上旬頃までは楽しめるでしょう。
さて、今年も早や折り返し点となりました。
神社では月末に、身に付いた罪や穢れを祓い清める“夏越の大祓(なごしの
おおはらえ)”の神事がが執り行われます。
私達も、ここまでの半年間を振り返って心と身体をリセットし、新たな
気持ちで後半の日々を送りたいものですね。
神社で行う祓えの方法はいくつかありますが、そういった作法に則らず
とも、自身を顧みる時間を持つことこそが大切なのではないでしょうか。
そして、鬱陶しいと感じがちな梅雨ですが、この雨が身の穢れを
洗い流してくれたらいいなぁ・・・などと、ちょっと都合の良いことを
考えながら、雨の季節を楽しめたらいいですね。
「日運寺」の参道
オーソドックスな赤と青の花
額紫陽花の一種でしょうか。ちょっと変わり種ですね。
「手水舎(ちょうずや)」の“花手水(はなちょうず)”