味覚と眺望の宿　ホテル南海荘（HMIホテルグループ）のお知らせ・ブログ

　１０月６日は十五夜のお月見でしたが、日本列島へ台風が近づいてきていた
ために雲の多いお天気で、中秋の名月を観られた地域はどれほどあったで
しょうか？
そんな中で当地は幸いなことに、雲間から月が顔を出している時間が多く、
意外と好いお月見ができました。当日お泊まりになったお客様も、美しい月を
愛でながら過ごされたことでしょう。

　さて、十五夜のお月見に次ぐ二度めのお月見、“後（のち）の月”とも
呼ばれる“十三夜”がやってきます♪ これは旧暦９月１３日の月のことで、
今年は１１月２日です。満月になる前の少々欠けた月の趣を味わって
いただければと思います。中秋よりも更にお天気の安定してくる時季ですから
期待が持てますね。当館の客室からもご覧になれますよっ！
　また、３日後の１１月５日は、今年最も地球に近い位置での満月
“スーパームーン”です♪ こちらもお見逃しの無きよう！

　そして、空気の澄んだ秋・冬は、月ばかりでなく星の観察にも打ってつけな
上、いくつかの流星群もある季節です♪
流れ星を目にした時の嬉しさには格別のものがありますね。
　まず近々には「おうし座流星群」が巡ってきます。この流星群は、流星数は
少ないものの明るい流星が度々流れることで知られています。また、流星の
放射点の場所によって、「おうし座南流星群」と「おうし座北流星群」とに
分類されます。
“南”は、９月下旬から１１月頃までの長期間に亘るので、既に活動期に
入っています。最も多く流れる“極大”は１１月５日頃。数は１時間に５個
程度の予想ですが、“火球”クラスの明るい流星も複数個あるようです。
一方“北”は、１１月を中心に１０月下旬から１２月上旬まで続き、極大は
１１月１２日頃。数は１時間に２個程度と少ないけれども、南同様時折
火球クラスの明るい流星が出現するとのことです。
　両方が重なる期間もありますから、都合の良い時にぜひ夜空を見上げて
ほしいと思います。当館から少し先の野島崎まで出ていただければ全天を
見渡すことができるのでおススメですが、夜はだいぶ冷えますから十分な
防寒対策をしてお出掛けになってくださいね。そこまでは・・・という方も、
お部屋の窓からでも観察できますからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

　美しい夜空の楽しめる南海荘へ、ぜひお越しください！！

　　　　　写真提供：南房総市　　※ 春の星空です。

　野島崎先端の岩の上にある“ラバーズベンチ”
　ぐるりの海と全天が見渡せます。