味覚と眺望の宿　ホテル南海荘（HMIホテルグループ）のお知らせ・ブログ

※ 写真提供 ： 南房総市
　（野島崎の“LOVER'Sベンチ”と春の星空です）


　南海荘は目の前が海で視界を遮るものが無い上、人工の照明も少なく辺りは暗い
ため、星の観察には打ってつけです。そんな訳で、これまでにも星空の情報を
ご紹介してきました。また、ご宿泊になったお客様からは、“星の綺麗さに感動
した”というお声も多く頂戴しています。

　大都会に近い割には“田舎”である南房総市。そんな土地に暮らす私共は、夜空は
いつも“満天の星”が当たり前のように思っています。ですが、実はこれはとても
幸運なことだというのです。
一晩中明るい照明に照らされている都市部では暗い夜空が保たれず、星も見え難く
なっているのだそうです。確かに、東京都心では星は見えないらしい・・・。
それに比べて、星の瞬きまでも感じ取れる当地は、とっても貴重な場所のよう
です。そして、感動するほどの星空は、意識して守らなければ失われてしまうもの
だったのです！
一番大切なのは、過剰で不適切な夜間照明を見直し、夜本来の暗さを守ること。
そこで「南房総市」では、当地の貴重な“暗い”環境を守るための取り組みを行って
います。
多くの人が“夜間の光の害”について知り、星空保護のため何ができるかに考えを
巡らせ、行動していくことが大事だと思います。
当地がいつまでも、至上の星空を見られる場所であり続けることを望みます。

　さて、今回の星空情報は「三大流星群」の内の一つ、「ふたご座流星群」です♪
この流星群は、年間最大とも言えるもので流星の数がとても多く、しかも明るい
流星が多いので、見つけられる可能性も高いと思います。
期間は１２月４日〜２０日。
中でも特に多く流れる二夜は、１３日夜から１４日明け方に１時間４０〜４５個
くらい、１４日夜から１５日明け方に１時間３０〜５０個くらいと、かなり多くの
流星が見られると予想されています。
今年は月明かりの影響もそれほど無く好条件とのことです♪ 放射点付近だけでなく
全天で流れますから、お部屋の窓からでも見られるのではないでしょうか。
とは言え、外へ出る方が良いことには違いありません。すぐ先の野島崎まで
出れば、空の広い範囲を見渡すことができるのでおススメです。ただ寒い季節です
ので、防寒対策を十分にしてお出掛けください。

　今年最後の流星に、皆さんは何を祈りますか？