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  • 箸勝本店(宮内庁御用達でもある割り箸の老舗)

    更新 : 2011/9/24 8:24

    食生活には不可欠な「割り箸」販売の老舗であるお店におじゃましてきました。

    雑学から入りますが 社長の山本様よりいただいた資料より抜粋しますと
    全世界で 食事をするのに何を使って食べるかという割合は 箸‥が約30%、ナイフ‥が約30%、手‥約40%だそうで 中国・韓国なども箸を使う文化ではあるのですがレンゲを多用したり、タイ・ベトナムではナイフやスプーンを併用するとのことで アジア圏の中でも箸だけを使う国は日本だけなのだそうです。

    次に、箸の歴史ですが 元来 食事は神聖なもので食を通して神様と人間をつなぎ、最初に神様にお供えをして、次に人間がそれを頂く。その際に直接手で触るわけにはいかないので 口までの橋渡しとしてお箸が使われていた訳です。8世紀初頭に平城京から「手食」から「箸食」へと変化がなされていきました。

    箸といえば その用語の多さにも圧倒されますね。迷い箸・握り箸・探り箸・くわえ箸‥などなど これもひとえに箸の歴史の深さにほかならないのでしょう。

    さて、お店のルーツはといいますと こちらも負けずに 長〜い歴史がありまして、南北朝後醍醐天皇の時代にさかのぼり 当初は吉野杉・桧などの材木の問屋として始まり 現在で第26代目とのこと。なお、東京に進出されたのは明治43年 現社長のおじい様の代だそうです。

    また、表題にも掲げましたがお店の品格のあらわれとして、昭和25年から宮内庁へお箸をお納めしているそうです。
    宮内庁日常のお箸や様々な儀礼の際にお使いになるものが 箸勝さんのの商品と考えるとすごいことですよね。「宮内庁御用達」という立派な看板がショーウインドウの中にも立てかけられておりました。

    私もあやかって割りばしを購入させていただきました。素人目からも やはり違うと感じるのは 割りばしから発する「香り」でしょうね。廉価な物は 木の香りの強さに驚くことがありますが こちらの商品はとても良い香りです。

    輸入箸の台頭が原因で 割りばしの会社は 戦前、関東に150社ほどあったのが現在は30社ほどになり、日本全体でも100社ほどしかなくなってしまったとのこと。「日本製の香り高き割り箸」大切な日本の文化を永遠に伝えていただきたいものです。

    お店には さまざまな割りばしが販売してあるので 箸袋をご覧になるだけでも楽しめますよ。
    お土産としても喜ばれると思います。

    外神田3-1-15

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