宿番号:332750
民芸旅館 深志荘のお知らせ・ブログ
鶏頭とひょうたん
更新 : 2012/8/22 19:27
今日は新しくなった生花スポットの紹介です♪
なんとひょうたんが!!
いつものお花とは違い、素晴らしい作品になっております☆
お花の百瀬さんが正岡子規の俳句を調べてくれました。
*鶏頭の十四五本もありぬべし
*取り付けて松にも一つふくべかな
ここからは百瀬さんの感想です。
”病床の中で、手鏡に映して、庭の草花を俳句にしたそうです。
また「仰臥漫録(ぎょうがまんろく)」の中にも、庭の鶏頭や
ひょうたんのスケッチがあります。
今朝偶然にも、残暑の庭から取った、ひょうたんに鶏頭、ススキを
取り合わせて活けてみますと、子規が喜んでくれそうな世界になりました。
尚、子規忌は9月19日(享年35才)ですから、今日のような
残暑の中に伏しても尚花を愛し、生きようと頑張り抜いていたのですね。
改めて感動をいただきます。”
百瀬さんありがとうございました。
ちなみに鶏頭というのは、鶏のトサカのような形をしているから
名前が「鶏頭(ケイトウ)」になったのです。
本当にそっくりですよね!!