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信州野沢温泉 野沢グランドホテル 〜絶景露天風呂の宿〜のお知らせ・ブログ
信州の「未知」なる風景へ〜草原のプラットホーム〜
更新 : 2010/9/12 17:27
まもなく、信州に秋本番が訪れますが、10月より、12月までの
3ヶ月間、「信州デスティネーションキャンペーン」が行われます。
「デスティネーションキャンペーン」とは、Destination(目的地・行き先)と
Campaign(宣伝)の合成語で、JRグループとタイアップした大型観光キャン
ペーンです。
平成22年10月から3ヶ月間、全国のJR6社と長野県内の観光関係者や市町村等が
一体となって「信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)」を展開します。
首都圏などにお住まいの方は、最近JRの駅で、緑色のかわいい熊のポスターを
見たことがあると思いますが、これは「アルクマ」という信州DCのイメージ
キャラクターです。
このキャンペーンのキャッチフレーズは「未知を歩こう。」で、知っているようで
知らない信州の魅力もPRしています。
という訳で、今日はこんな「未知」の写真をご紹介します。
野沢温泉から南へ車で20分。飯山市木島地区の写真です。
ここが何だか分かりますか?
実は、電車のホームの跡なんです。
2002年まで走っていた長野電鉄木島線の終着駅・木島の跡です。
かつて長野方面からやってきた電車は、写真奥の今は草むらになって
いるところから顔を出し、このプラットホームに到着しました。
長野電鉄は当「野沢グランドホテル」の運営会社ですが、昭和20年代の
一時期には線路を野沢温泉まで伸ばす計画もありましたが、ついに幻と
消えてしまいました。
線路があった場所には草が生え、すっかり変わりましたが、
駅舎はいまもバスの営業所として、健在です。1925年の開業時から建つ
建物の雰囲気は現役時代と全く変わりません。
かつての駅舎の待合室から木の扉を開け、ホームに立つと、もう来ないはず
なのにひょっとしたら、電車が来るかも!って思ってしまいます。
そんな未知の体験に出逢えるのも信州の旅の魅力です。