今月の２７日、仕事の関係で「栗と北斎の街・小布施」を訪ね、
町役場の方に、街中を案内していただく機会がありました。

言わずと知れた有名な町で、野沢温泉から高速を使わなくても
クルマで１時間で行けるところですが、その魅力を再発見して参りました。


小布施を語るキーワードに「修景」という言葉があります。これは、

「そこで暮らす人の視点に立ち、町並みを美しく再構築する」

取り組みを差します。例えば、同じ信州の観光地「妻籠」のように昔からの
家をそのまま保存するのと違い、小布施では新しい建物も立ちます。
改築もします。ただし、常に周囲に合うよう、街並みに配慮した造りで
行われるところにその特徴があります。そんなお話を町の方から伺いました。


中心部では、新たな修景事業が行われており、藁ぶき屋根の
民家が「曳き屋」という技法により、建物ごと移動をしている
光景も見られました。ここは、お土産屋と飲食店になるそうです。

小布施町は長野県でもっとも小さい町で、更にその小さな町の
中心部に観光地が点在します。なので、歩いて回るのにとっても
適した街です。しかも路地の小路やら、オープンガーデン（※）を
通り抜ければ、歩いて最短コースで、しかも楽しく移動できるんです。

（※）オープンガーデン　…　個人のお庭を一般に開放しているところです。
　　　　　　　　　　　　　　町内で、約１００軒のお宅が行っています。

町の西には、上信越道のスマートICもあります。また、高速から降りなくても、
ハイウェイオアシス駐車場にクルマを止め、そこからヒトだけ、外に出ることも
できます。町内へは周遊バスも運行され、とっても便利です。

これからのシーズン、歩いて楽しい♪小布施にお立ち寄りください。

【写真は、町の中ほどにある「おぶせミュージアム中島千波館」の庭です。】