宿番号:332775
信州野沢温泉 野沢グランドホテル 〜絶景露天風呂の宿〜のお知らせ・ブログ
特急「のざわ」号を作ろう!
更新 : 2012/2/19 0:11
現在、公開中の「ALWAYS 三丁目の夕日'64」では、高度成長期と言われた1964(昭和39)年が、その舞台ですが、本日は1964にまつわるお話を…。
長野電鉄の直営ホテルである当館では、売店の一角にオルジナル鉄道グッズコーナーがございます。その中の「2000系鉄道コレクション」をご紹介します。
当社の特急型車両2000系が縮尺150分の1の模型で精密に再現されています。写真の真ん中の3両の電車が、2000系です。(3両セット2,800円)
2000系は昭和32年から昭和39年に掛けて製造され、当時の最新技術を取り入れた、長野電鉄のオリジナル特急車両です。デビュー当時、長野県内には一番早くて「急行列車」しかなく、県下初の「特別急行」=「特急」として活躍しました。
この模型のモデルは「D編成」と呼ばれるもので、昭和39(1964)年、2000系の内、一番最後に作られた車両です。それまで作られた車両とは、少し外見が異なり、先頭車を展望車にしようという幻の構想まであったそうです。
さて、タイトルは「特急『のざわ』号を作ろう!」ですが、この商品は、すでに完成品で、色も塗られています。では、なぜ「作ろう!」なのかというと、最後の仕上げはお客様自身でしていただくからです。
実物の車両には正面の窓の下に、ヘッドマークと呼ばれる丸い鉄板が付いています。この製品にはそれがなく、付属品のシールを剥がして張る形になっています。このマークがあると無いでは、ずいぶん正面の印象が変わるため、マークがないと物足りない気分になります。まさに「画竜点睛」を欠くといった感じです。
現在、実際の2000系には跳ねる鹿が描かれたマークが付けられていますが、付属品のシールには、それとは別に「のざわ号」と書かれたマークがあります。これは「長野駅−木島間」を走った特急列車の名前です。木島駅とは、10年前まで隣の飯山市にあった駅で、かつては野沢温泉への玄関駅として、賑わいました。実はこの模型には「特急 木島」と小さく書いています。それなら、なおさら「のざわ号」として、仕上げなければいけませんね。
正面の丸っこいデザインは、どこか懐かしくてカワイらしい昭和のデザインです。
なお、左隣に並んでいる車両は同じく長野電鉄の1000形の模型です。こちらは当売店では発売はなく、長野電鉄長野駅などでお求めください。後ろの「のざわ号」ヘッドマークは当売店でも発売中です!!
11