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由布院温泉 湯富里の宿 一壷天のお知らせ・ブログ
毎年恒例!湯布院牛喰い絶叫大会!
更新 : 2013/10/14 16:43
牛喰い絶叫大会の起源☆
牛一頭牧場運動が契機となって、昭和51年10月10日に第1回目大会が行われました。牛のオーナーとなった人たちを招待し、飼い主と一緒に高原でバーベキューの交歓パーティーをしたのが始まり。以降、毎年10月の体育の日に行われ、県内外から約900人が参加します。ゆふいんで育った牛のバーベキューに舌鼓を打った後、騒音測定器の前で思い思いの言葉を絶叫するというユニークな大会で、由布院を代表する環境イベントになっています。
〜「由布院 牛喰い絶叫大会」の由来〜
1970年代の由布院は、温泉が豊かで静かな美しい町でしたが、経済的には苦しい時代でした。目の前の美しい草原(牧野)の山肌が開発に売られてしまうという危機に接したとき、町の人びとは行動を起こしました。それが「牛一頭牧場運動」です。資金不足の畜産農家に代わって、全国の都会の方に子牛を購入する資金を好意でお借りする。その間、牛のオーナーにはその御礼として各農家から自家製の米、椎茸、味噌、果物などの現物が送られました。飼育牛は数倍にまで増え、開発の聞きにあった牧野は、放牧地として今に残されました。
さて、牛のオーナー達が自分の牛を見ようと由布院にやってきますが、広い牧野でどれが自分のうしだか分りません。そこで「牧野でオーナーを飼育農家と一緒に牛鍋を!」と始まった交流会。草原から見下ろす由布院盆地に向かって誰の声が大きいか競い始めました。・・・これが「牛喰い絶叫大会」の起こりとなりました。