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ホテルフローラ船橋のお知らせ・ブログ
大きなクリスマスツリー登場
更新 : 2024/12/9 12:58
12月も半ば、いよいよクリスマスシーズンがやって来ます。
当館も本格的なツリーの搬入が行われ、フロントロビーを賑やかに彩っています。
なんだかとってもハッピーな気分になれる、このクリスマスツリー。一体なぜ飾るようになったでしょうか?
今回はその由来を調べてみました。
ツリーの起源は古代ヨーロッパ北部、北欧ゲルマン民族(バイキング)の間で行われていた、冬至のお祭り「ユール」がもとであるという説です。キリスト教がまだできる前の話なんですね。
北欧では冬至の頃は昼でも暗く極夜の状態が続くので、早く太陽がまた出るようにと始めたのがユールというお祭りだそうです。
ユール祭りでは、北欧神話の神々にお供え物をして、みんなで飲み食いをしてお祝いをしました。また冬至には魔女や悪魔、霊などが現れると考えられているので、悪いことがおこらないよう、ご馳走などを用意していたんです。
そして、このお祭りでは、森で木を切ってきて、家へ運ぶという習わしがありました。そして、その木の幹を燃やして、冬至の暗い時期に太陽の光を想うのです。
これがクリスマスツリーの大元の始まりではないかと言われているそうです。
その後、ゲルマン民族が南下して、ドイツなど他の地域にもこういった習慣が伝わり、変化していったと考えられているそうです。
現代のようにクリスマスツリーを飾るという習慣は、ドイツから世界に広まったと言われています。
昔のドイツでは、年末に木を飾る習慣があり、枝には色紙やリンゴ、お菓子で作られた薔薇などが飾られていました。
これがさらに広がっていったといわれています。そして、その後の電気の出現によって、飾りがライトなどに置き換わって、今のツリーの形態になっていきました。
こういった過程で、キリスト教が融合していきます。もともとあった地域の習慣など、をうまくキリスト教の教えの中に取り込みながら、布教していったそうです。その結果、もともとキリスト教徒は関係のなかった冬至の行事に、キリスト教の教えの意味をもたせました。
三角形のクリスマスツリーの形を、「父と子と精霊」に当てはめたわけです。このようにして現在のように、イエス・キリストの降誕祭であるクリスマスに、ツリーを飾るという行為が定着したと思われます。
ホテルフローラの今年のツリーはとても可愛いですよ。是非見にいらして下さいね。