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宿番号:336833

気取らない洋食屋さんの隠れ宿 ペットOKです(客室のみ)

稲取温泉
JR踊り子号にて伊豆急行伊豆稲取駅下車、駅送迎有(要連絡)、東名厚木〜小田原厚木道路、国道135号線

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    6月のチャリティプランの義援金の集計とご報告

    更新 : 2012/7/23 21:30

    6月の義援金の集計をご報告いたします。 6月は、19760円の温かいお気持ちを頂きました。近日中に東伊豆町役場を経由して被災地にお届けします。  さて、私事ですが、6月14日と7月18日に福島県南相馬市へボランティアに行ってきました。南相馬市の南部の小高区は福島第一原発から20`圏内で、今年の4月まで避難地域に指定されて誰も入れなかった場所です。4月下旬にやっと解除され、避難していた方々が入れるようになりましたが、去年の3月11日の津波や地震の被害がそのままで時間が凍結された町でした。 福島市から県道で南相馬市に向かいました。途中、避難地域の飯館村を通過しましたが、警察の方々しか居ない不思議な光景でした。ある政治家が、「死の町」と比喩しましたが、鳥も飛んでいるし、草木も野放図に伸び放題で、ただ率直に人が居なくなった町と思いました。すぐにでも生活をしようとしたら何の支障も無いのですが、放射線の影響で生活が出来ない。これが放射線汚染の現実です。住み慣れた家と田畑を置き去りにして避難している方々の悲しみは、田畑に野放図に生えた雑草の長さと同じだと思いました。 いくつかの峠を越え南相馬市に到着しました。市役所のある市の中心地域は平常通りに市民や企業が営んでいて、全く何の支障もなく生活を市民がしている印象でした。でも、原発20`圏内に入ると状況は一変します。倒れた家屋や津波で流された車や重機や、高く積み上げられた瓦礫。 そして、津波で住めなくなった沢山の家と、かつては美しい緑であろう荒れ果て雑草や沼みたいになってしまった田畑。 私達ボランティアは民家の泥出しや排水の確保、田畑の雑草の草刈など、微力ですが、少しでも皆様が前を向いて生活できるよう、お手伝いをしました。 そして、この活動で一番の支えになったのは、被災された方々の笑顔と力と勇気です!  でも、仮設住宅の横を通過しましたが、テレビで見るより小さくマッチ箱をつなげた印象でした。震災前は広い田畑に囲まれて豊かな生活をしていた方々が狭い空間で過ごしているのは、とても苦痛だろうな、と思いました。  これから先、どこで何があってもおかしくない日本です。 放射線被害がなければ、福島県の浜通りも着実に復興していたはずです。これが原発事故の現実なのです。 日本全国が放射線で生活不可能になることは、絶対に避けたいと思います。佐々木友美

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