昨日はボートについて書きました。
書いている最中にとても懐かしいことを思い出したので、
本日はそれをご紹介させてください。

皆さんは覚えていますでしょうか？
学生時代、離任式というものがありました。
ちょうど３月末だったと思います。
来年から他校に移る先生方をお見送りする式です。

大体の先生は、「私も頑張りますので皆さんも頑張ってください」
みたいな内容だったので、ボーっと聞いていましたが、今回はそうもいきません。

今回ボート部の顧問が数人移動してしまうのです。

部員数約５０人！全校でも１番の部員数を誇るボート部なので、
顧問の先生が４人とコーチが１人いました。

顧問の先生は全員大好きですが古谷先生・・・
先生の離任式での話が忘れられません。

全校生徒約６００人の前に立ち、いきなりボート部の話をしはじめます。
話の最初から最後までずっとボートの話、
「身内話し」なのでボート部以外の生徒はビックリしたと思います。
そして最後に


「こんなことは叶うはずのない夢だけど、生まれ変わったら俺も・・
あの赤と黄色のオールを握ってボートを漕ぎたかった・・・。」


と、涙しながら言いました。
ボート部生徒は全員号泣。今でも仲間で集まればその話がでます。
古谷先生、もちろん顧問してくださった先生方・・・
今度お会いできたら一緒にお酒飲みたいです。
本当にありがとうございました。

高校卒業から約７年色褪せない青春の思い出でした。

三代目　渡邊大介