北信五岳（ほくしんごがく）のひとつ、
1917ｍの飯縄山（いいづなやま）山麓の
「いいづなリゾートスキー場」の隣に、
「むれ水芭蕉園」があります。

標高およそ900ｍなので水芭蕉は花が終わり、その名のとおり、
「バショウ」のような大きな葉っぱを青々と茂らせていました。

しかし沢沿いには可憐なニリンソウとリュウキンカが
足の踏み場も無いほど咲き乱れていました！

といっても、踏んではいけませんよ。
園内は木道の周遊コースがあるので、ポクポクと音を立てながら
のんびりと散歩をすることができます。

しかしわたくし、
ニリンソウというのは「真っ白な花」だと思っていたのですが、
実は咲きたてのものの中には
花びらがほんのりピンクを帯びているのがあるのですね。
余りの愛らしさに、思わず走り寄ってしまいました。

「水芭蕉園」の反対側にある「二輪草園」も、
もちろんニリンソウの大群落。
そのまま遊歩道を歩いてゆけば、
妙高や黒姫の展望が素晴らしい、
霊仙寺湖（れいせんじこ）まで行くことができます。