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宿番号:337486

受け継がれる歴史の湯 登録有形文化財「桃山風呂」

ハイクラス

湯田中温泉
車/上信越道・信州中野IC→R292佐野・角間ICより3分。電車/長野電鉄湯田中駅徒歩7分(15:00より送迎有)。

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    クマと戦った(?)おじいさんの話

    更新 : 2010/5/29 14:23

    何年か前、
    富山県で本当にあった話です。

    山菜採りのために
    山に入った
    70過ぎの男性が、
    森の中で
    ばったりとツキノワグマに
    出くわしました。

    一瞬目と目を見合わせた二人。

    驚いたクマは後ろ足で
    立ち上がり、
    「ウォ〜!」と威嚇しました。

    絶体絶命のおじいさん。

    「逃げたらやられる!」と判断し、
    思い切って
    クマの胸に飛び込みました。

    クマは前足が短いので、
    自分のお腹にへばりついたものを
    攻撃することができないからです。

    頭上からはクマの
    荒い息遣いが聞こえてきます。

    二人は抱き合ったまま、
    よろよろと斜面の方に歩き出しました。

    そのときおじいさん、
    片足で踏ん張ったまま、
    クマに「足払い」を掛けたのです!

    二人はもんどりうって倒れ、
    抱き合ったまま
    山の斜面を
    猛烈な勢いで
    転げ落ちてゆきました。

    すると突然
    「ドスン!」という音と共に止まり、
    その勢いでおじいさんは
    地面に放り出されました。

    見ると木の切り株に
    しこたま背中を打ちつけたクマが、
    ヨロヨロと起き上がろうとしています。

    クマは余りの痛みに耐えかねたのか、
    山の斜面をそそくさと
    逃げてゆきました。

    おじいさんは
    かすり傷だけで済んだということです。
    めでたし、めでたし。



    噂には聞いていましたが、
    「クマに抱きつく」方法に
    本当に有効性があるとは
    思ってもみませんでした。

    それに、おじいさんの
    勇気と冷静さにも脱帽。

    切り株にぶつかったのが
    クマの方だったというのも
    幸運でした。

    というか、
    「山の神様」の
    お守りがあったんでしょうね。

    そうでなければ
    こんなこと、
    やろうと思っていても
    できることではありません。

    だからいざというとき、
    「山の神様」の加護を受けられるよう、
    山で悪いことをしないよう
    気をつけるのが一番かもしれません。

    ゴミを捨てないとか、
    花を折らないとか、
    小動物をいじめないとかね。


     ※ 写真は飯山市で見つけた
       キバナショウジョウバカマです。

       東北では時々見られるそうですが、
       わたくしは初めて見ました。

       こんな珍種があるくらいだから、
       北信の山は奥深い。

       クマもたくさん
       棲んでいます。
       


          ブログ担当 ミソサザイ




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