宿番号:337486
信州湯田中温泉 よろづやのお知らせ・ブログ
ある日森の中、○○さんに出会った・・・。 その1
更新 : 2010/5/31 20:37
今日はわたくし自身の
体験をお話しします。
≪ちょっとそこのあなた!
ミソサザイの話は
胡散(うさん)臭いなんて言ったら
承知しませんよ!!≫
滋賀県の湖南アルプスに
竜王山(604m)という
小高い山があります。
天狗岩や耳岩など
巨大な奇岩が林立し、
本当にアルプスのようなたたずまいがあるので、
好きで何度も登っています。
その山に、
ほとんど人の訪れない
「天狗岩線」という
渓流沿いの
マイナー・ルートがあります。
ここの
松と岩と水の織り成す風景が、
日本庭園さながらで
本当に美しい。
というか日本庭園は
こういう風景に感動した人々が、
自然の造形を真似て
作ったものなんだ、
と感嘆したものです。
そこを何年か前、
「山の師匠」と
二人で歩いたときの話です。
師匠は足が速いので、
その日もわたくしは
師匠から数十メートル
遅れて歩いておりました。
ハアハア言っていると、
前方から
「ワァ♪」という声が
小さく聞こえました。
「あ、また師匠が歌っているんだな」
と思い、
足を早めました。
すると右前方の茂みの奥から、
何やら
「ウ〜〜〜」
という獣の唸(うな)り声が
聞こえてくるのです。
「おや?
何か嫌な動物がいる。
野犬かな?
早く師匠に追い付こう」
そう思って急ぎました。
少し行って
道が右にカーブしたところで、
師匠は待っていてくれました。
私の姿を見ると
師匠はすぐに
「さあ、歌いますよ」と言い、
二人で元気に
ヨーデルを歌いながら
歩きました。
歌うことで、
その「唸っている動物」の
気を鎮めようとしているんだ
ということは
すぐに分かりました。
そしてわたくしたちは、
何事も無かったかのように、
登山を続けました。
しかし10分後、
わたくしは師匠から
驚くべきことを
聞かされたのです。
続きはまた明日。
※ 写真は飯山市で撮った
イカリソウ。
しかも花びらが
薄紅を帯びています。
天然の(つまり人工交配ではない)
ゲンペイイカリソウなのかな?
とても珍しいものです。
ブログ担当 ミソサザイ
関連する周辺観光情報
他のホテルを探す場合はこちら
ビジネスホテルを探す
長野県 > 志賀・北志賀・湯田中渋 > 湯田中・渋・志賀高原 > 湯田中駅
旅館・高級ホテルを探す
エリアからホテルを探す
長野県 > 志賀・北志賀・湯田中渋 > 湯田中・渋・志賀高原 > 湯田中駅