子供のころ、ディズニー絵本の
「不思議の国のアリス」を
何度も読んでいました。

そして「トランプの庭師」が
壁のように生い茂っている
白バラに赤いペンキを塗っているのを見て、
いつも不思議に思っていました。

なぜなら
バラというのは、
地面から茎を伸ばし、
その頂きに花を付けるものだと
思っていたから。

庭でも花屋さんでも、
そういうバラしか
見たことが無かったからです。

でも今日、
中野市の一本木公園に行き、
アーチや塔に這わせた
色とりどりの「つるバラ」を見て、
「ああ、これがアリスのバラなんだ」
と思いました。

顔を近づけると、
甘酸っぱい
リンゴのような香り。

６５０種１９００株のバラに包まれ、
夢の世界にいるかのようです。

「バラまつり」は
６月２０日までですが、
今年はまだ三分咲きなので、
６月いっぱいは楽しめそう。

一方、つるバラは
七分咲きです。



まあ、しかし
これだけ揃うと、
バラはバラでも
それぞれに
違う「情緒」があるんだなあと
思いますねえ。

清楚な白バラや
豪華な大輪の赤いバラ、
愛らしい乙女のようなピンクのバラ・・・。

ベルサイユのバラは
深紅かな？

「明るい選挙」の
シンボルは
白バラでしたよね。

そして「当確」、
すなわち当選確実の立候補者には
赤いバラ。

来月笑うのは、
どの党首かな？

ちなみに現代は、
無党派層の割合が
圧倒的に多いので、
昔と違って候補者たちも
正確な「票読み」ができないんですって。

だからマスコミも必死なの。

選挙対策本部を取材しても
票の動きが分からないから、
独自にいろんなアンケートを行って
動向を調べるわけ。

そういった調査を踏まえて、
開票速報のときに
最も早く「当打ち」をしたテレビ局が、
候補者が行う
「当確後の最初のインタビュー」のときに
代表質問をするそう。

マスコミ内の慣例らしいです。

まあ、「当外し」だったら
もちろんダメだけれどね。

そういう目で見ると、
開票速報は
よりおもしろいかも。

あ〜また
政治の話に走ってしまった。

とにかく
一本木公園のバラ、
本当に綺麗です。

朝露に濡れている早朝が、
一番素敵かな。


　　　　　　　　　ブログ担当　ミソサザイ