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宿番号:337486

受け継がれる歴史の湯 登録有形文化財「桃山風呂」

ハイクラス

湯田中温泉
車/上信越道・信州中野IC→R292佐野・角間ICより3分。電車/長野電鉄湯田中駅徒歩7分(15:00より送迎有)。

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    土砂に埋まって――九死に一生を得た人の話。

    更新 : 2010/7/15 19:36

    土砂崩れや道路冠水のニュースが
    後を絶ちませんが、
    今日は土砂に埋まりながら、
    九死に一生を得た人の話をします。

    中学校の体育教師をしていた知人女性。
    あるとき一人で山に行き、
    下山途中に中腹の避難小屋で一泊しました。

    小屋に着くと強い雨が降り始めたため、
    彼女は夕食をとった後
    すぐに寝袋に潜り込みました。

    山行後の心地よい疲れも手伝い、
    彼女はあっという間に深い眠りに落ちて行きました。

    しかしなぜか夜中に、
    フト目が覚めたのです。

    彼女は水を飲もうと思い、
    寝袋から這い出して
    小屋の片隅にある水場に向かいました。

    そこに引いてあるおいしい沢水を飲んだ後、
    これも何気なく水場の前の窓を
    ガラリと開けたのです。

    するとそのとき、
    轟音と共に窓から真っ黒なものが雪崩れ込んできて
    彼女を突き飛ばしました。

    しかし余りにも勢いが強かったため、
    彼女は倒れることなく
    立ったままの姿で
    後ろの壁まで吹っ飛ばされたのです。

    それはほんの1秒くらいの出来事だったでしょうか。
    気が付くと彼女は、
    小屋の壁に背中を押しあてたまま
    首まで土砂に埋もれていました。

    やがて夜が明け、
    夕方に救助隊が来るまで
    彼女は微動だにすることができませんでした。



    しかし彼女は運の強い人でした。
    なぜならもし夜中に起きていなければ
    生き埋めになっていたでしょうし、
    窓を開けなければ
    ガラスの破片で大怪我をしていたと
    思われるからです。

    実に不思議な「虫の知らせ」によって、
    彼女は九死に一生を得たのでした。



    温暖化によるゲリラ豪雨によって
    山が崩れるのは防ぎようが無いのかもしれませんが、
    せめて人命だけは・・・。

    皆さんも「虫の知らせ」には
    耳を貸すようにしませうね。



            ブログ担当 ミソサザイ




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