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宿番号:337486

受け継がれる歴史の湯 登録有形文化財「桃山風呂」

ハイクラス

湯田中温泉
車/上信越道・信州中野IC→R292佐野・角間ICより3分。電車/長野電鉄湯田中駅徒歩7分(15:00より送迎有)。

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    走ってはダメ!――妙高でヒヤリとした話。 その3

    更新 : 2010/8/3 9:22

    妙高でヒヤリとした話をもうひとつ。

    おじいさんが転落しそうになった
    第一の鎖場を越えると、
    その上にはやや傾斜の緩やかな第二の鎖場があり、
    その上にはさらに緩やかな岩場が続いていました。

    ここを登っていたとき、
    女子中学生の大群とすれ違いました。

    彼女たちは第二の鎖場では
    キャーキャー言いながら岩にしがみつき、
    先生方の指示に従って
    ソロリソロリと足を下ろしていました。

    しかしその上の
    比較的緩やかな岩場ですれ違った子たちは、
    砂を蹴散らしながら小走りで降りてきたのです!

    「山の師匠」が驚いて顔を上げると、
    そのうちの1人が大きなツルッとした岩の真ん中に
    足を置こうとしていました。

    「そこに足を置いたらダメッ!」

    女の子はビクッとして立ち止まりました。

    「斜めになった平らな岩に
     足を置いたら滑ります。
     こういう岩場では、一歩一歩どこに足を置くか
     確認しながら歩くんです!」

    女の子たちは神妙な面持ちで「ハイ」と答えました。

    では、付き添いの先生はどうしていたのでしょう。
    2人は第二の鎖場を降りている生徒たちにかかりっきり。
    さらにもう1人はシクシク泣いている
    最後尾の女の子に付き添っていました。

    走り降りてきた子たちは、
    監視の目の盲点にいたのです。

    ハイキングコースを行く登山ならいざ知らず、
    妙高は登りだけでも5時間はかかる中級者コース。
    しかもこんな岩場に
    初心者の大群を連れてくるのは危険ですねえ。

    安全を期するならば、
    指導者1人に対して初心者3人くらいがベスト。

    事前にしっかりとレクチャーをし、
    先頭の人の指示――例えばこれは浮石です、とか
     この根は滑るから乗ってはダメ、など――
    を後続の人が必ず
    自分の後ろの人にも伝えるという「山岳部方式」ならば、
    指導者1人に初心者10人くらいでも大丈夫でしょうが。

    しかしいずれにしても、
    筋力や心肺機能には個人差があるのだから、
    「行軍」みたいになってしまう学校登山は
    正直「山嫌い」を増やすだけだと思います。

    そういうわたくしも
    高校時代に飯縄山に登らされましたが、
    「とにかく辛かった」という記憶しかない。

    山にはまったのは、
    25歳を過ぎてからのことです。



    ブログ担当 ミソサザイ






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