宿・ホテル予約 > 長野県 > 志賀・北志賀・湯田中渋 > 湯田中・渋・志賀高原 > 信州湯田中温泉 よろづやのブログ詳細

宿番号:337486

受け継がれる歴史の湯 登録有形文化財「桃山風呂」

ハイクラス

湯田中温泉
車/上信越道・信州中野IC→R292佐野・角間ICより3分。電車/長野電鉄湯田中駅徒歩7分(15:00より送迎有)。

空室検索・予約

この宿をクリップする

チャットで問い合わせる こちらの宿への質問にAIがチャット形式で答えてくれます。

宿メルマガ メールする

信州湯田中温泉 よろづやのお知らせ・ブログ

宿泊施設ブログ

  • 施設のおすすめ

    納涼!その3  飼い主を護った犬の霊。

    更新 : 2010/7/30 15:15

    私の知り合いの娘さんが、実際に体験した話。

    彼女の両親は、高原に別荘を持っていました。
    ある年彼女は、女友達と2人で
    その別荘に泊まりにゆきました。

    夏休み前の時期だったため
    別荘地はシーンと静まり返り、
    夜になって辺りで電気がついたのは
    彼女の家だけでした。

    2人は夕食の後おしゃべりに興じ、
    日中の長距離移動の疲れも手伝って
    夜11時ごろには電気を消しました。

    2人はすぐにウトウトとし始めました。

    とそのとき、
    広い敷地の入り口あたりから
    「キー」という門が開く音が微かにしたのです。

    彼女は夢うつつの中でそれを聞きましたが、
    次の瞬間
    門から家までの間に敷き詰められている
    砂利を踏む足音を耳にして
    ハッと目が覚めました。

    すると小さな足音が
    「ジャリ、ジャリ」とゆっくりと近づいてきます。

    「誰か来るよ」
    彼女は横で寝ていた友人ささやきました。

    友人も直ぐに目を覚まし、
    2人は月明かりが差し込む寝室で
    真っ青になって顔を見合わせました。

    やがて足音は玄関のすぐ前で止まりました。

    「空き巣狙い」なのか、
    それとも若い女性が
    2人で泊まっていることを知っての強盗なのか…?

    2人が震え上がっているとき、
    階下で大きな吠え声がしたのです。

    「ウオン!」と。

    それを聞いた途端、
    不審な人物は「ザックザック」と大きな音を立てて
    一目散に逃げてゆきました。

    2人は安堵のため息をつきました。

    しかしその声の主は…。

    それは実は、
    彼女が自分の弟のようにかわいがっていて
    半年前に亡くなった、
    愛犬の声だったのです。



                 ブログ担当 ミソサザイ

宿泊のご予約はこちらから

料金・宿泊プラン一覧

お電話でご予約される場合は、宿泊プランをお選びください。

この宿に問い合わせる