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下呂温泉 アートな館 紗々羅(ささら)のお知らせ・ブログ
春を感じる金山町の例祭 2週連続で!
更新 : 2015/3/23 14:53
下呂の温泉街から車で41号線を南に30分ほど向かうとある金山町。
そこでは、毎年4月第1土曜・日曜に「下原八幡神社」(金山町下原)、
第2土曜・日曜に「柯柄(えがら)八幡神社」(同町金山)と2週末連続で
春の例祭が行われています。
両祭りには毎回、地元の氏子らが力を合わせて制作する「花みこし」が登場し
飛騨の山里に一足早く春の彩りを添えてくれています。
花みこしは、長さ約3〜5mの竹ざおに、ピンク色に染めた「美濃和紙」を
桜の花びらに見立ててくくり付け、花束状にしてみこし屋根に飾ったものです。
この和紙の花は、毎年、氏子が一家総出で全てをコツコツと
手作りしているものです。
人口減少により「花みこし」の頭数が年々減り続けているので、
是非、今のうちにお出掛けください!
先に開催される例祭の「下原八幡神社」は、今から1600年前の
仁徳天皇の時代に創祀されたといわれる神社で、
神輿・懸仏・絵馬等、多くの文化財があり、
4月の祭礼花笠祭りは無形民俗文化財に指定されています。
境内をJR線が走っているのも珍しい神社です。
色鮮やかな美濃和紙でつくられた花笠をかぶった子ども達による
花笠おどりも見ものです。
4月11日・12日の柯柄八幡神社例祭は、両日は花みこし2基、本みこし2基、
子どもみこし4基を担ぎ出し、金山町中心市街を練り歩く予定。
見どころは、11日20時からの試楽祭(宵祭り)と、12日10時からの祭り行列、
14時ごろ神社境内で行われる「みこしの練り回し」や「獅子舞い」、
「白龍太鼓の奉納舞」などです。
年々進んでいく少子化の中で、今もなお地元民に愛され、
受け継がれているお祭りです。
お近くにお越しの際は、ぜひ足をお運びください。