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秩父 旅籠一番 〜酒と料理を愉しむ古民家旅館〜のお知らせ・ブログ
主のつれづれ5
更新 : 2011/9/20 17:18
僕は子供のころから歴史が好きだ。
今とても興味があるのが畠山重忠だ
この時代の坂東武者の大らかさと強さは好きだったが
重忠のそのひたむきなまっすぐさが大好きだ。
もともとこの畠山重忠は秩父平氏の本家本元で、
秩父平家は坂東武者の多くがそのルーツとしている。
戦国ブームが今はやりだが、源平の利に捉われない
ひたむきな生き方、頑固な生き方に心奪われる。
あるとき頼朝に梶原景時より重忠謀反の疑いありと言われ、
それを聞いた重忠は命を絶つために絶食し
確か三浦氏の言によって頼朝より許しが出て命をとりとめた
最後はその後北条氏の勢力拡大のため
謀反の疑いをかけられ、数千の敵に少ない手勢でむかい
現在の横浜市瀬谷区役所近辺の二俣川で絶命した。
同じ秩父人のDNAを持つ人間として
決して,御調子ものにはなれぬし、話の中心にもなれずに
その生き方の下手さはとても共感する。
興味のある方は、司馬遼太郎の『街道を行く』の
三浦半島の章を見てください。