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秩父 旅籠一番 〜酒と料理を愉しむ古民家旅館〜のお知らせ・ブログ
梅雨空に思う
更新 : 2013/7/2 3:19
日本に梅雨が無いそう仮定したら
5月の爽やかな気候から一気に真夏に
それはそれで爽やかなからっとした国土だろう。
しかし、そうなっていたらこの国は存在していなだろう
なぜならば、国土のほとんどが山地で
その山地を覆う鬱蒼たるそうたる木々が存在できない。
もしもあったとしても、鉄器生産の為かりとられた山林
の復元力はなく、きっと禿山が連なり平野も砂漠化だろう
家庭のカビと同じで植物にとって、湿気と温度は重要だ
この基本的に整った環境が梅雨の季節である
落ちた種が湿った地表に落下しこの環境下すぐに発芽し成長する成長する
文化も雨だけで言葉が100以上ある国だけれど
もし梅雨がなければきっとつまらないでけではなく
文学やそれ以上に仮名文化さえ成立しなかっただろう
写真の魚は鮎。
よく鱧や穴子は梅雨の水を飲むとうまくなると
言われているが、鮎も梅雨の河川の増水によって
上流の栄養が鮎の主食のカワゴケにも影響して
きっと旨くなるだろう。
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